会社でなんて言えばいいんだこれ
年が明けてもう1週間。幸いなことに今年は1/6までお休みが貰えたため、ゆっくりとお正月を満喫した。
実家には帰省せず、俺は一体何をしていたのだろう。。。
ジャンタマ廃人生活
思えば、今年の冬休みの入りは12/24だった。というのも、そのタイミングでインフルエンザに罹患して隔離期間からそのまま休みに突入したのだ。
長ーい休みを貰えてラッキーだったが、クリスマス周辺は療養・隔離期間。外に遊びに行くこともできず、家で暇をつぶす必要があった。
ガンダムをまず考えたが、そもそも大会終了してすぐだったためモチベが△(本当に好きでうまくなる人はこういう感覚ないんでしょうけど…)。それに加えてガンダムは反射神経と運動神経をフルに使用する競技なので、熱がぶり返しそう(そもそもガンダムの大会後に発熱した)。
この際ただボーっと映画を見たりしても良いかもな、なんて思いながら日課のジャンタマのログインボーナス消費のための1半荘を終えて、滑るように手が動いて2半荘目。
際限なく時間があったため、無限にやることに…。
成果発表
さて、130回も打ち込んで結局どうなったのでしょうか。
前提として、打ち始める前の成績は記録していません。ですので、比較が難しい状態です。
ざっとした記憶だと、ジャン豪3の1800くらい。3600MAXのランク内で真ん中を位置していたのを覚えている。なお、自分は1年近くこのジャン豪3にいる。熱心に打ち込むこともなく、日々勝ったり負けたりで停滞していた模様。
そんな俺は130半荘を経て…!
えー、全然です。それも、最後の1日で500ポイント盛りました。ホントに俺は一体何をしていたんだ!!
さて、実際のところ着順の割合はいくらだったのでしょうか。
半荘数:127(すみません、130は少し盛りました)
1位 24回 19.7%
2位 45回 35.4%
3位 32回 24.4%
4位 26回 20.5%
…1位取れてなくない?!ラス率が20%というのはまあいいとして、トップ率の低さがレート上昇を阻んでいるのは明らか。
この結果から課題を抽出するために、「この順位に至った経緯」を調べる必要がある。以下に調べる項目を。
・1位のうち独走、競り勝ち
・2位のうちトップの競り勝ち/負け、ミスによるアガリ逃しor放銃、3位や4位との競り勝ち、横移動等によるキープ
・3位のうちアガリによる4位から上昇、競り負けやミスによる下降、放銃回避等によるキープ
・4位のうち競り負け、ミス、無理状況によるもの
つまり、何を見るかというと
・どこで失点しててそれがミスかどうか
例:めくりあいの負け自体はミスじゃない
ただ、不要なめくりあいで負けてたらミス
期待値の低い押しで放銃するのはミス
調べることでわかること
・そもそもミスあるの?どれくらいの頻度?
・どのミスが支配的か
あと、この分析は「失点した局」に行っているので、ウザク本にあるような「何切っても勝ちじゃん」的なハイレベルの牌効率は拾えてません。
加えて、押し引きで「回し打ちできたかも…」とか「まっすぐ打っていれば…」みたいなのも見てません。再現性が低いし”ミスかどうか”の判断も難しいので。ただ、ベースとしてまっすぐ打つようにはしたいです(独創的な打法は改善方法が確立されていないため改善しにくい)。
分析結果
簡潔にわかったことを3つ。
・127半荘×10局=1270局やって、ミスは36回
・そのうち、4位に関わるミスは11回(致命的なのはうち9回)
・ミスランキング
1位:1シャンテンで危険牌を押し(6回)
キャプチャ名前出しスミマセン…
1位:点数差が近い南場に愚形役ありでリーチする(6回)
3位:牌効率ミス(4回)
こんなところ。詳しく解説していく。
ミス率は3%、治せばラスは3%減るかも…?
そう、実はあまりミスってしてなくて。どんだけめちゃくちゃに打ってても言うほどしてなくて。
細かいところはしてるんだろうけど、順位や成績に直結するようなのはマジでこんくらい。でも、3~4半荘に1回はミスしてて12半荘に1回はミスによる危機に直面。
じゃあ、致命的なミスを治せばどれくらい成績向上するの?
実は、ミスしたから即4位ドボン!!ではなくて”リスクを取る”までがミスで、そこから実際に4位になるか3位をキープするかあわやリーチが成功して2位に上昇するかは運が決めること。
不要な捲り合いでも、勝てば勝ち。そういう2分の1という意味合いでみれば後半戦で愚形役ありリーチ自体をミスとしてた6回も、実際は抑えたところで3回くらいしか順位は変わらない。100半荘やって750ポイント。雀荘だと2万円しないくらい?1半荘でジュース1本分程度のプラス。
でも、ラス率は20%から17%まで減るかもって言ったらでかいよね。トッププレイヤーレベルのラス率が18%くらい。現在トータルのラス率が21%だから、3%減らせば夢の10代!なので頑張る価値大いにあり。
もちろん今回の結果は麻雀というゲームからすれば短期的すぎるので、おそらくこんな簡単に成績は向上しないし実感も持てない気がします。
課題
今回のミス分析で得た課題を簡潔に。
・南2局以降愚形の役アリテンパイはリーチしない
・残り枚数2枚以下でリーチしない←これは2回だけですが確実に4位率上げるミスです
・親リーチに1シャンテンで無筋押さない←降り過ぎだと矯正が難しくなるので、一旦ここまでにしときます。リーチ入れて3ハンの1シャンなら筋くらい押すかってニュアンス。子のリーチは東場なら同条件で無筋押すと思う。
・親のダブトン2副露2列目で2ハン手2シャンで無筋押さない←要は9巡でドラ1、2シャンなんてのは大体愚形愚形のカスなので降りてもいいじゃんってこと。
以上の項目を短くメモ書きして机の上に置いてる。
感想
実は今まで牌譜検討ってそこまで本格的にしてなくて、今回実質初めてかも。ラス引いた試合見て「ここ俺なにしてんの…」とか「これやっぱ俺悪くないよね」って一喜一憂のために使ってたけど、100試合分見て「傾向」を初めて把握できたのはアツかった。なんというか、分析とかって男の子心くすぐるよなあ(理系っぽい?)。
そして、久しぶりに自分の麻雀実力が向上する気がして嬉しい。
今まで7年近く麻雀やってて実力が伸びたのって
・3年目(リアルで100回近く打ったとき)
・3年目(初めて本読んだとき)
・4年目、5年目(何切るとか戦術本を定期的に読んでたとき)
…と、要は外部からメソッドをインプットしてただけで勝率上げられてたと。そしてここ数年で停滞していた感があったと。
そこで、「自分の手で課題を見つける」というサイクルを漕ぎ始めることができた、というのはかなりゲーム的にも人生的にもでかいと思う。
とりあえず、今後もう100半荘分のデータ取ってラス率とかミス数を比較してみようかな。正直100半荘なんて何の参考にもなんないんだけど、人間のできるゲーム数には限りがあるので。
この年齢で周りから風が吹き込むなんてことはあまりなくて、自分で起こさないとダラダラしがちで。んで、今回は自分で風を起こしたという事実を残せてかなり嬉しい。年末年始を捧げた甲斐があったなあ。
某ガンダムゲームでもこれくらいの変化があればいいんだけど...。適正とか才能って結構理不尽だけど理に適ってる。時間かけて頑張ってみんながうまくなれるなら実力差なんて生まれない。
ガンダムの方も続けるなら今後100リプレイするかも。